ライトノベルの雑記事。

夏だ花火だ眼球だ!

面白い話でもないので目が滑るように詰めて書きますが、すごくものすごくとてもかなり大好きな絵描きさんが炎上してて朝から憤慨でお送りしております。起きたときには既に誤解(?)は解けていたようだけれど、それでもまだ噛み付いてる人もいて、ぐぬあ〜〜とっても悔しい。作者ではなくイラスト担当だとはいえ未だに私の推しジャンルだし一番の推しなので愛は重たく強めです。古来からの根強いファンの人に比べたら綿菓子よりも軽い愛ですが、それでも私から見たらちゃんと恋で愛で大好きなんだよ〜。そんな愛しい存在の生みの親の片方でありいちファンとしても好きな先生が謂れのない中傷を受けていたらそりゃもう心がつらいわけです。つらい。ウゥ。経緯となった議題の方は未だに賛否両論の根強い問題なので詰めるのはやめときます。今のわたしは脳のリソースを謂れのない中傷に怒るほうに使いたい。とにかく悲しいし悔しいので、売れて売れて評価されて再評価されてめちゃくちゃに株も上がって更に売り上げ伸ばして先生がおいしいご飯食べれたら嬉しいです。もっというと再ブームがきてアニメリメイクが出てシリーズ新刊が出てくれたらもうめちゃくちゃ嬉しいです。お体に障りのない範囲でよろしくお願いいたします。

 

 

こんな話だけをアップしても読後感がよろしくないので、せっかくだしライトノベルの話でもしときますか。

ずっと昔からずーっと読みたかったライトノベルがありまして、とはいえ積極的に探していたわけではなかったんですが、KindleUnlimitedを適当にポチポチdigしてたらたまたま偶然見つけて「ギャ!!??!??!?」と声が出てしまった一冊。近年の電子書籍化の流れ本当にありがとう本当に感謝……。

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ゆっくり読み進めているんですが、面白い。

話としては全然毛色も系統も違うんですが、読みながらどうもこれ(↓)を思い出しちゃってこっちもまた読み返したくなってきてる。

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マジメ兵士とカタブツ兵士+無垢な少女の組み合わせというものは何故こんなにコミカルでキュートなのか。私の性癖も詰まってるのでよろしくお願いいたします。重たく青くさく幻想的でピュア。去年あたりに感想文書いた気がするんだけどどこに置いたっけか……。

閑話休題は置いといて、そんな楽園の空気を匂わせる作品をやっと手にできたので大事に読んでます。ものにもよりますがライトノベル三冊くらいなら暇な一日があれば読んじゃえるんですが、一日でぺろっと読んじゃうのが非常にもったいなくて、一文一語を味わいながら読んでます。
(それはそれとして非常に読みづらいライトノベルもあるよね……5行理解するのに10回読み直す必要があるようなやつ。お前のことだぞ○○戦記。○○のところがダイレクトなせいで伏せ字の意味を成さないから該当数がいっぱいになっちゃったよ。)

 

 

これを読み終わったら次に読もうと思ってるのがこれ。

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そこそこ長編なのでなかなか手が出しづらく敬遠していたんですが、これもやっぱりKindleUnlimitedにて全編あるのを見つけちゃったので、ああもうこれは読むしかない、読むときが来たのだな、と。

 

 

最近のKindleUnlimited、昔のライトノベル文庫の殿堂入り作品がどんどん出てくる。困る。嬉しいけど。めちゃくちゃ嬉しいけど。でも新しい最近の作品を全然読めてないんだよ。あぁでも来期アニメの原作は一本読んでたな。アニメ化おめでとうございます、アニメだからわたしはたぶん見ないんだと思うけどものすごく売れて話題になるんじゃないかと思います。もしそうならなかったら話題にしなかったやつが悪いと思うくらいには話の展開もキャラクターも魅力ある面白い作品でした。

 

 

いやーーーーー。積読がね。終わらない。終わらないんですよ。「今読みたい本」「読みたかった本」「集中力がない日に雑に読む本」「読む意気込みを作って腰を据えてちゃんと読む本」「味がしなくなるまで噛んで舐めてそれでもまだ理解に挑戦し続けたい本」「この季節になるとまた読みたい本」みたいなのを同時進行に抱えてる。某オトメ回路系マリオネットハーレム作品なんか未だに最終巻にたどり着けてない、9巻の途中で止まってる。その上でまた「久々にあれ読み返したくなった」って別の作品に手を出す。集中力がないと言われたらそれまでなんだけど、読める本は集中力がない日でも勝手に目が追ってくれるし……。

そういえば、最近のライトノベルは結構目を追わせる作品が多いんだよね。面白さで目を追わせてるというよりは、単語文章としての読みやすさとキャッチーさ。想像しやすさっていうのかな、読者の脳内で補完されてるから説明いらずみたいな。荒野の岩の隙間にある凄惨な戦いの跡が残る野営地が舞台ではなくて、クラスの休憩時間が舞台みたいな吸い込みやすい空気なの。だから点滴みたいに意識せず自然に吸収されてて、気付いたら話に引き込まれてるみたいな、掴みがばっちりな作品が多いなと思った。読みやすい工夫、引き込む工夫みたいなのはどの時代もしてると思うんだけどね、工夫の方向性が違うんだなーと、極端に時代違いの本を並行に読んでるとなんとなくそう思った話です。

 

 

 

 

ライトノベルライトノベルとここまで言ってきましたが、ライトノベルというよりファンタジー世界の冒険譚が好きなんですよ。その中で文章が一番私の情報摂取のしやすさに適していたので、ライトノベルが好きだと自称しています。(じゃあお前早くロードス島読めよって思うんですけど、あれは腰を据えて読みたいので向き合える時を待ってるかんじです……)

ファンタジー、冒険譚、楽しいじゃないですか。知らない世界なのに、ゲームやアニメ等の既存のメディアによりなんとなく定番お約束になっちゃった世界。

冒険の先、たどり着いた繁栄豊かな王国の城にて。主人公たちは己が願望のために、王様に謁見を願います。それは関門の通行証であったり、仲間の解放であったり、伝説の神具の情報であったり、はたまた王様からの要請であったり。通された謁見の間、王様は玉座の上で、先に控える主人公らに、交渉決裂を言い渡します。パチン!と、指を鳴らす合図で大臣が大層なレバーを引くと、突如現れた落とし穴に主人公らはまっさかさまに落ちていくのでした。

なんて、よくある展開ですよね。その玉座は赤い布張りで、上座から下座まで赤いカーペットが引いてあって、玉座の左右の幕に潜む大臣だとか、共通認識があるんじゃないかと思います。

この生まれて10度は目にしたことがあるであろう展開、一体どこで生まれていつの間に廃れてしまったのでしょう。だいたいそのあと主人公らはアンデッド系のエネミーと戦いながら、何百年も昔の古の王の秘密の日記なんぞが保管されている隠し通路を経て、地下水道かなんかに行き着いて脱出するのもお約束ですね。

そしてわたしはそういう世界が好きです。ドラゴンの背に乗って、空を飛んでお姫様を助けにいきたい。一種の英雄願望かしら。

 

 

 

 

 

そんなこんなでとりとめのない話を散らかしてみましたが、書きはじめのきっかけの怒りもすっかり収まったのでよしとします。


読み返して思ったけど日記でもなんでもないのでいつものタイトル傾向から外しました。

日記に書けることがないんだよな。昨日はよく眠れました。書けるトピックはそれくらいです。

 

 

 

おしまい。